裏世界ピクニック 2 果ての浜辺のリゾートナイト
・ファイル5 きさらぎ駅米軍救出作戦
前巻に出てきたきさらぎ駅にとらわれてしまった米軍を助けに行く話。
救出作戦の最中、姦姦蛇螺と目される怪異に遭遇するも空魚の奮闘によって全員無事に済む。ペイルホース大隊とは別のゲートで表世界に戻ることとなる。M4 CQBRゲット。
・ファイル6 果ての浜辺のリゾートナイト
米軍救出から帰還した先は沖縄の那覇だった。
せっかくだからと海に行こうと空魚を強引に誘う鳥子。
タクシー運転手にオススメを聞いて人気の少ない浜辺に向かうがその車中で裏世界に侵入していることに気付く。
ファイル7 猫の忍者に襲われる
大学の学食で瀬戸茜理と名乗る学生に相談をもちかけられる空魚。
最初は猫絡みの怪異と関わりたくないという理由から彼女を避けていたが鳥子にそそのかされ対応することに。
茜理と待ち合わせした喫茶店で話を聞いていたと思えばそこは既に中間領域だった。
抜き身の刃物で容赦なく襲ってくる猫の忍者に追われる最中、空魚は青い眼を茜理に向ける。
ファイル8 箱の中の鳥
沖縄で衝動買いしたAP-1(煙草畑用の農耕機)を裏世界に搬入するためのゲートを探す二人。結局小桜邸の数メートル先にゲートを発見する。
搬入を終え表世界に戻るとそこには見慣れない高級車がとめてあり、小桜を訪ねてきたその持ち主は一般財団法人 DS研究奨励協会 事務局長 汀曜一朗と名乗る男だった。
冴月もその研究所の会員だったことを知った二人は冴月の研究室もあるというその研究所に赴くこととなる。
そこの地下で見るはUBL(ウルトラブルーランドスケープ)のアノマリーやそこから持ち帰った異物に触れることで精神やその肉体に異常をきたした犠牲者の数々だった。
冴月の研究所に保管されていた異世界の文字で書かれた研究日誌に青い眼を向けた空魚はそれを読み上げてしまう。
天井に現れた青い空間にたたずむ沙月はコトリバコと呼ばれる呪いの箱だけを残してすぐに消えてしまう。
呪いに苦しまされるも空魚と鳥子は力を合わせコトリバコを解き危機を脱する。